採用情報 インタビュー

Interview vol.04 化学のチカラで、最先端のモノづくりに貢献しています!

先輩たちが語る研究開発の醍醐味

 電子材料を封止するエポキシ樹脂、川上原料であるエポキシ化合物を設計・開発する先輩、両面を支える生産技術で活躍する先輩に、それぞれの仕事内容とやりがいをお聞きしました。

人とのつながりを大切に、
製品の品質安定化でお客様満足に貢献していきたい。(植田さん

 有機合成が専門だったため、その知識を活かせる企業を第一に就職活動しました。当社は多岐にわたってさまざまな化学製品を扱っており、入社後の選択肢が広いことに魅力を感じて志望。先輩たちの話も興味深く、ここで自分の知識や経験を広げたいと思い入社を決めました。
 入社後は製品開発部署に配属され、治工具などの樹脂型に使用されるエポキシ樹脂の開発等に携わっていました。2013年4月生産技術部に異動し、現在は生産技術第二課で製品の生産に携わっています。私の仕事は主に2つ。ひとつは製品開発部隊から来る新規開発製品の移管業務。これは移管書から作業標準を作成して製造課への製造移管を行います。もうひとつは既存製品や開発品の品質安定化に対する製造条件の検討です。実際に販売する製品を作るわけですから、自分の判断が製品づくりに大きな影響を与える点で責任は重大。品質面だけでなく、納期やデリバリーも考えつつ業務を行うため、常に優先順位を決めながら日々の仕事に臨んでいます。
 生産技術部では技術面の知見はもちろんのこと、人と人とのつながりが大切になります。多くの人たちと協力し合い、心をひとつにしてお客様満足度が高い製品を作り上げることにやりがいを感じています。まだ配属されたばかりで自社製品を十分に知っているわけではありませんが、今後も経験を重ね、量産時の品質安定化を図り、お客様の満足度アップに貢献していきたいと思っています。

ラボスケールから量産へ。エポキシ化合物のことなら彼に聞け、
と言われる開発者を目指します。(金澤さん)

 大学の教授から勧められた企業は数社。その中で当社を選んだのは、実際に働いている先輩方と話せたことがきっかけでした。その生の声から仕事内容や会社の雰囲気などがはっきりと伝わってきて、自分が働くイメージと合致。「働くならここしかない」と思って入社を決めました。
 現在は、当社の主力製品のひとつである「デナコール」というエポキシ化合物の設計・開発業務に携わっています。接着成分として使用されるエポキシ化合物は、いわゆる川上の原料。ある程度用途が絞られた中間原料とは異なり、あらゆるモノづくりに使用されるため、お客様が求める性能もさまざま。特にスマートフォンなどの電子機器は開発のスピードが日進月歩で、ついていくのが大変ですが、難しさとともに面白さも実感しています。さらに私が所属する開発部では、開発品を量産レベルまでスケールアップして製品化するところまで関わります。これだけは大学の研究室では決して経験出来ないこと。初めて挑戦したスケールアップ試作では、ラボスケールで何度も実験を行い、パイロット試作も行って自信を持って臨んだにも関わらず、予定とは全く異なる結果となってしまいました。パイロット試作での微妙な違いを見逃していたことが原因で、客観的に観察して冷静に判断することの重要さを痛感しましたね。
 こうした苦労はありますが、生産技術部や製造部など他部署の人と協力しながら、ひとつのチームで開発できることが大きなやりがい。またお客様の要求性能にピンポイントで合った製品を設計・開発出来たときには達成感を感じます。今後の目標は、「デナコールのことなら金澤に聞け」と言われるようなエポキシ化合物のスペシャリストになること。さらに幅広く知見を広め、オールマイティに活躍できる開発者となって、将来的にはさらに上を目指したいと思っています。

マテリアルとプロセスの両面を重視し、
エポキシ樹脂のシート化に挑戦しています。(古吉さん)

 就職に当たって重要視したのは「好奇心の持てる会社」であること。約250社の中から、企業名を見ずに中身だけ見て5社に絞り込みましたが、その中にあったのが当社です。入社の決め手は、私の知識が最も発揮できそうな会社だと感じたこと。ラボを飛び出して活躍する機会が多いことにも惹かれましたね。
 現在は、パソコンやスマートフォン等に搭載される電子材料を封止する、エポキシ樹脂を主とした電子材料用樹脂の開発に携わっています。私が手掛けているのは、電子機器のさらなる高機能化や作業性向上に向けた配合物のシート化。シート化には、マテリアルとプロセスの両面を熟知して開発する必要があり、どれだけ良い配合を発見してもプロセス面が問題だったり、逆に優れたプロセスを考案してもそれを体現する材料に辿りつけなかったりと、開発過程は非常に複雑です。自分で考えてやってみることが基本ですが、先輩の知恵を借りることも大切。当社では同じ研究者として先輩後輩の垣根なく意見を言い合えるので、刺激になると同時にとても心強く感じています。
 開発者にとって失敗はつきものですが、忘れられないのがお客様も同席されたある実験の失敗です。お客様が求める特性の向上のために、私はAという新しい材料を見つけ、特性の向上を確認。「これは他にも汎用できるすごい材料だ!」と確信し、突っ走ってしまいました。しかし結果は大失敗。Aという材料に捉われすぎて、Bという重要な物性の確認を怠っていたことが原因でした。この経験から、プロセス検証の重要性を再確認しましたね。当社ではお客様と直接やりとりすることも多く、若いうちから大手企業の担当者と対等に話し合えるやりがいがありますが、その分責任も重大です。今後の目標は、社会にもお客様にも会社にも貢献できる製品を世に送り出すこと。「これは古吉が作った」といつまでも言われるような製品を作りたいと思っています。

ナガセケムテックスの魅力は?

写真:植月さん

いろいろな化学品を扱っているので、幅広い知識や経験が積めます。お客様と一緒になって仕事することも多く、やりがいのある職場環境だと思っています。
(植田さん)

写真:奧山さん

当社はとにかく『人』がいい。スケールアップでは他部署と協力し合いますが、皆でひとつの目標に向かって頑張れる環境があります。この温かさが魅力ですね。
(金澤さん)

写真:石橋さん

若いうちから重要な顧客を任されるなど、やりがいは十分。尊敬できる先輩が多く、同じ研究者としての連帯感があるのでとても風通しのいい環境です。
(古吉さん)

学生の方へメッセージ

「当社の研究開発や生産技術は一匹狼ではなく、チームで協力し合って行っています。社内はもちろんお客様ともつながる仕事なのでやりがいは大きいですよ」

 就職活動成功の秘訣は3つ。1つめは「やりたいことを決して曲げない」。2つめは「幅広く先を見る」。3つめは「自分らしさを忘れない」ことです。私自身、当社の面接では緊張してうまく自己アピールできませんでしたが、緊張の中でも自分らしく振る舞えたことが良かったと思っています。当社は若い社員が多く、上司もとても面倒見がいいのでのびのびと働ける環境ですよ。
(植田さん)

 百聞は一見に如かずと言いますが、会社選びでは実際に会社を見て、そこで働く人の生の声を聞くことが一番です。パソコンの前から離れ、積極的に会社訪問などを行うことをお勧めします。当社の開発業務はラボにこもって研究するだけでなく、お客様を訪問したり製造現場に立ち会ったりと、仕事内容が幅広いのが特長。是非当社を見学して面白さを実感してほしいですね。
(金澤さん)

 会社の知名度、仕事内容、給料など、会社選びのこだわりは人それぞれ。ただ本当に大切なのは、入社後に何を考え、どういった姿勢で取り組むかということです。私は大学院で有機合成を研究していましたが、その経験は決して無駄になっていません。逆に自分の可能性が広がったと感じて嬉しいですね。今の専攻分野で将来を縛る必要なないと思いますよ。
(古吉さん)